教育学におけるオープンサイエンスの資料

オープンサイエンスをテーマとした日本最大のカンファレンス「ジャパン・オープンサイエンス・サミット2021(Japan Open Science Summit 2021、JOSS2021)」において、教育学におけるオープンサイエンスというセッションを企画させていただきました。その資料をこちらで公開させていただきます。

【概要】

教育ビッグデータを活用した教育改善や意思決定は今後ますます重要な役割を果たすと考えられている.しかしながら,研究成果や資料の公開・共有を含むオープンサイエンスに関連する取り組みは,教育学においてはまだ十分に行われていない.本セッションでは,教育学におけるオープンサイエンスについての現状と課題について焦点を当てる.はじめに,教科教育分野における再現性の危機問題に対する取り組みとして,研究方法・データ・分析コードを公開するオープンサイエンスの取り組みの事例を紹介する.これらの情報の公開は,問題のある研究実践(QRPs)を防止するだけでなく,エビデンスの将来的な統合に貢献すると考えられる.次に,外国語教育を題材としながら,経験サンプリングにより得られるデータの集積管理,自動分析,そして動的な可視化とレポート作成といった一連の情報処理技術が,いかに市民科学,そしてオープンサイエンスとしての教育学を発展させうるかについて展望を述べる.最後に,ラーニングアナリティクス(LA)分野におけるオープンサイエンスの動向や,オープンサイエンスの人材育成におけるラーニングアナリティクスの可能性について述べる。

【資料】

趣旨説明と総括」:石井雄隆

教科教育実践とオープンサイエンス」:中村大輝

教科教育実践とオープンサイエンス」:雲財寛

外国語教育研究とオープンサイエンス」:草薙邦広

LAとオープンサイエンスの動向」:古川雅子

オンライン教育関係URLまとめ(20200405版)

これから遠隔授業コンテンツを作る教員が知っておくべき著作権のこと
 
COVID-19対応で遠隔授業が増える
 
学校と家庭をつなぐオンライン学習ガイド
 
大学等遠隔授業におけるLINE OpenChatの利用について
 
オンライン授業実践ガイド
 
Zoomを使った遠隔授業について
 
大学のオンライン授業を展開するための簡易ガイド
 
クラウドサービスを活用した授業設計と実践に関する学会発表等
 
Teaching Online@京大
 
ZOOMに関する覚え書き
 
文系学部教員向け、オンライン講義の手引き(弊学のケース)
 
オンラインで語学の授業をする際に取り入れたい「やりとり」のためのSlack活用
 
オンライン授業をがんばりすぎないように
 
月刊『英語教育』連載「英語教師のためのICT活用ガイド」過去記事を期間限定無償公開中!
 
ICT を用いた言語教育・語学演習についてのあれこれメモ
 
オンライン授業に初めて関わる教員のための教授法(ティップス)

2019年の振り返り

2019年も残り少しとなったので、今年を振り返りたいと思います。
 
今年は私にとっては変化の大きい一年でした。学部・修士・博士・助手と12年間を過ごした早稲田大学を3月で離れて、4月から千葉大学教育学部・大学院教育学研究科に異動しました。大学教員の仕事は大きく分けて、教育、研究、学内貢献、社会貢献の四つですので、それぞれの観点から考えていきたいと思います。
 
教育については、多くの専門科目を新たに担当しました。全ての授業で設計シートを作成しているので、今年は授業準備に多くの時間を割き、その過程で多くのことを学びました。また研究指導も担当し始めました。今年は3年生だけでしたが、来年は3年生と4年生合わせて9名の所帯になるので、今年行ったゼミ旅行や他大学訪問だけではなく、社会連携なども含めた新しいことを始めていきたいと思います。
 
研究については、今年は異動一年目ということもあり、論文はあまり多く書けませんでしたが、3月に編者を務めた『大学総合研究センターの今:教育改革に挑む早稲田』は出版することができました。来年は今年執筆した書籍が二冊出版できそうなので、まずはそれを目標に頑張りたいと思います。発表については2019年はあまりできないかと思っていたのですが、なんとか2020年3月末までに合計12件はできそうなので、発表した研究を基に、2020年は論文を書いていきたいと思います。研究内容もプログラミング教育や脳波測定などこれまで行っていない領域にも着手し始め、来年はVRやARなどいわゆるXRのプロジェクトも始めていきたいと思います。また今年は3月にLanguage Testing Research Colloquiumでアトランタに行った以外は国際学会で発表ができなかったので、来年はもう少し国際学会での発表もしたいと思っています。
 
上記に関連して、前職の早稲田大学にも大学総合研究センター招聘研究員及びグローバルエデュケーションセンター非常勤講師として引き続き籍を置き、昨年までやっていたデータサイエンス教育やEnglish medium instructionのプロジェクトにも継続的に関わりました。またリーダーシップ教育にも新たに関わらせていただき、これも私にとっては非常に学ぶことが多かったです。この三足の草鞋を履く生活は来年も続きそうです。
 
学内貢献については、どの業務も全て初めて担当するものだったので、エフォートの見通しがあまり立ちませんでしたが、学内のことが色々と分かってきたので、今年の経験を基に来年はより一層貢献できればと思います。学内貢献とは関係ないのですが、文化祭が楽しすぎたので、すでに来年の文化祭を心待ちにしています。
 
社会貢献という観点では、教員免許更新講習や教員免許認定講習などの仕事や、雑誌『英語教育』への書評の寄稿、外国語教育メディア学会での招待講演などを行いました。
 
後は、今年も業務の合間を縫ってアートもできる限り見に行きました。芸術鑑賞をする理由は大きく分けて二点あります。一点目は、アートは様々な形で社会とつながりを持とうとしていますが、教育学はそれが中々できていないことが課題であると思っており、社会と教育学をつなぐヒントを芸術鑑賞を通して考えるということです。もう一点目は、仕事においても、論理・理性だけではなく、直感や感性が重要になる場面が多いことを日々実感しているためです。上記のことから、芸術鑑賞は来年も時間を見つけて行っていきたいと思っています。
 
今年も多くの方に出会い、お世話になりました。2020年もご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。
 

ご報告

昨日付で、早稲田大学大学総合研究センターを退職し、本日より国立大学法人千葉大学教育学部・大学院教育学研究科の専任教員として奉職させていただきます。


早稲田大学大学総合研究センターでは、FD、MOOC、IRなど高等教育に関する様々な実務に取り組ませていただき、教育工学や高等教育など様々なディシプリンの研究者と知り合い、また一緒に仕事をさせていただくことで、多くのことを学びました。また研究者だけではなく、職員さんとも一緒に仕事をさせていただき、早稲田大学という大規模私立大学が多くの人々によって支えられているということも学びました。これらの経験は駆け出しの研究者である私にとって、とても得難いことでした。異動の直前となってしまいましたが、早稲田大学出版部より「大学総合研究センターの今:教育改革に挑む早稲田」という書籍も上梓させていただくことができました。本属としては離れましたが、早稲田には引き続きグローバルエデュケーションセンターの非常勤講師として、リーダーシップ・プログラムを担当させていただきます。


千葉大学教育学部及び大学院教育学研究科では今年度より新しく設置された「英語コース」において、教員養成科目を中心に担当します。具体的には、学部の「Advanced Essay Writing」、「英語教育工学」、大学院のリサーチメソッドなどを担当させていただきます。また今年度より学部ゼミ、来年度より大学院ゼミも開講します。他大学との合同ゼミナールなどを積極的に行っていきたいと思っておりますので、関係者の皆様は気軽にお声がけいただければと存じます。また千葉大学でも様々なイベントなどを行っていく予定ですので、またこちらで広報させていただきます。


学生数55,000人の総合私立大学における全学的な教育開発の仕事から一学年40名の国立大学教員養成課程に異動するため、これまでとは異なるスキルや働き方が求められると思っています。しかしながら、早稲田大学大学総合研究センターで行ってきた様々な実務経験を活かし、これから教員を目指す学生たちの学びをサポートしていければと考えております。また研究の射程もこれまでより少し広げて、新しいことに積極的にチャレンジしていきたいと思います。


今年度は自分にとって様々な新しいことにチャレンジする機会となりそうです。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

2017年の研究活動まとめ

今年は長いものと短いもの合わせて14本の原稿と6件の招待講演・8件の口頭発表合わせて14件を行いました。今年一年を振り返ってみると、色々なことに挑戦した一年でとても楽しかったです。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 

<書籍>

 

大学IRスタンダード指標集 ―教育質保証から財務まで― (高等教育シリーズ)

大学IRスタンダード指標集 ―教育質保証から財務まで― (高等教育シリーズ)

 

 

<論文・雑誌記事など>

石井雄隆・姉川恭子・渡邉文枝. (2017). 「早稲田大学における高等教育研究・開発-大学総合研究センターの取り組み-」『第23回大学教育研究フォーラム発表論文集』. 274-275.

 

石井雄隆. (2017).「統語論への多様なアプローチ―語彙機能文法、動的文法理論、不完全文研究の観点から―」『外国語教育メディア学会中部支部外国語教育基礎研究部会2016年度報告論集』. 20-29.

 

石井雄隆. (2017). 「若手研究者が考える四技能指導の理論と実践」『外国語教育メディア学会中部支部外国語教育基礎研究部会2016年度報告論集』. 50-51.

 

石井雄隆. (2017). 「書評『アクティブラーニングを成功させる学級づくり: 「自ら学ぶ力」を着実に高める学習環境づくりとは」『英語教育』(大修館書店)6月号. 89.

 

近藤悠介・石井雄隆. (2017). 「英語学習者の発話自動採点システムの開発と英語教育プログラムへの導入可能性の検討」『Language Education & Technology』54. 23-40. [査読有]

 

杉田由仁・石井雄隆(2017)「タスクに基づくライティングテスト自動評価採点システムにおける客観的評価指標の検討 (2)」全国英語教育学会第43回島根研究大会発表予稿集. 178-179.

 

石井雄隆・福田純也・天野修一・今尾康裕・亘理陽一(2017)「学習者コーパス研究の知見に基づいた中高生作文データベースの構築」全国英語教育学会第43回島根研究大会発表予稿集. 180-181.

 

石井雄隆. (2017). 「早稲田大学におけるグローバルMOOCへの取り組み」日本教育工学会 SIG-05 ゲーム学習・オープンエデュケーション レポート2017. 33-35.

 

森田裕介・渡邉文枝・石井雄隆・山岸直司(2017)「実践共同体の形成を目指したファカルティデベロップメントのデザインと実践」日本教育工学会第33回全国大会予稿集. 15-16.

 

石井雄隆・アダムゴードン・平賀純・永間広宣・森田裕介・山名早人(2017)「グローバルMOOCにおける修了率と動画再生ログの分析」日本教育工学会研究報告集. JSET17-5. 151-154.

 

Sugita, Y., & Ishii, Y. (2017). Validation of an Automated Essay-Scoring System for Task-Based Writing Tests. Information Communication Technology Practice & Research The Final. 13-20.

 

石井雄隆・近藤悠介. (2017). 「ラーニング・アナリティクスと英語ライティング研究」『JACET-ICT調査研究特別委員会最終報告書(大学英語教育学会JACET-ICT調査研究特別委員会)』21-28.

 

石井雄隆. (2017).「英語教師が知っておきたいICTとテストの話」『CHART NETWORK』84, 17-20.

 

<口頭発表・招待講演など>

石井雄隆. (2017a). 「中学・高校におけるアクティブラーニングを考える-早稲田大学における事例と英語ライティング指導への示唆-」. 千葉大学英語教育学会. 千葉大学. [招待]

 

石井雄隆・姉川恭子・渡邉文枝(2017a)「早稲田大学における高等教育研究・開発-大学総合研究センターの取り組み-」. 第23回大学教育研究フォーラム. 京都大学.

 

石井雄隆・姉川恭子・渡邉文枝(2017b)「大学総合研究センターにおける教育ビッグデータの利活用」. 第2回WIRPワークショップ. 早稲田大学.

 

石井雄隆. (2017b). 「世界に向けた教育内容の公開-edXコースにおける日本語発音講座のデータ解析-」2017年度第1回DCC産学交流フォーラムedx講座第二弾実施報告会. 早稲田大学. [招待]

 

石井雄隆. (2017c). 「英語学習者のパフォーマンスを捉える」. 早稲田大学CCDL研究所第2回シンポジウム. 早稲田大学. [パネリスト].

 

物井尚子・折原俊一・西垣知佳子・石井雄隆.(2017)「データ駆動型学習を活用した小学校での英文法指導の試み」第17回小学校英語教育学会兵庫大会.

 

根岸雅史・木村哲夫・永田亮・近藤悠介.(2017)「ICTを活用したこれからの評価を考える」外国語教育メディア学会(LET)第57回全国研究大会パネルディスカッション. [コーディネーター兼司会].

 

杉田由仁・石井雄隆(2017)「タスクに基づくライティングテスト自動評価採点システムにおける客観的評価指標の検討 (2)」全国英語教育学会第43回島根研究大会.

 

石井雄隆・福田純也・天野修一・今尾康裕・亘理陽一(2017)「学習者コーパス研究の知見に基づいた中高生作文データベースの構築」全国英語教育学会第43回島根研究大会.

 

Ishii, Y., Sawaki, Y., & Tahara, T. (2017). An analysis of Japanese EFL learners’ reading-to-write task completion process: Triangulation of stimulated recall and keystroke logging data sources. The 21st Annual Conference of the Japan Language Testing Association.

 

森田裕介・渡邉文枝・石井雄隆・山岸直司(2017)「実践共同体の形成を目指したファカルティデベロップメント:早稲田大学の事例」日本教育工学会第33回全国大会.

 

渡邉文枝・石井雄隆(2017)「早稲田大学におけるMOOCを用いた教育内容の公開」日本教育工学会第33回全国大会. [招待]

 

石井雄隆・金丸敏幸・小野雄一・近藤悠介(2017)「テクノロジーと教育・学習・評価-自然言語処理・学習支援システム・自動採点の観点から-」外国語教育メディア学会(LET)関東支部第139回(2017年度秋季)研究大会. [パネルディスカッション]

 

石井雄隆・ゴードンアダム・平賀純・永間広宣・森田裕介・山名早人(2017)「グローバルMOOCにおける修了率と動画再生ログの分析」. 日本教育工学会研究会. 関西学院大学.

外国語教育メディア学会(LET)機関誌54号に論文が掲載されました。

外国語教育メディア学会(LET)機関誌54号に共著論文が掲載されました。

 

近藤悠介・石井雄隆. (2017). 「英語学習者の発話自動採点システムの開発と英語教育プログラムへの導入可能性の検討」『Language Education & Technology』54. 23-40.

 

概要は下記の通りです。

 

Performance assessment attracts rising attention in recent English language education, but little has been introduced to English language program in Japan. This is because such assessment imposes severe burdens on instructors: conducting interview, rating students’ performance, and analyzing and delivering scores. An automated scoring system for students’ performance can be a solution to this problem. To present the solution, we developed an automated scoring system for speech by Japanese learners of English and examined the practicality of the system in an English language program. The system assesses the students’ responses to the discourse completion tasks that were created to elicit the expressions learned in the lessons. The responses are represented as vectors applying the bag-of-words model, and the system scores the response using Support Vector Machine and Naive Bayes Classifier. The accuracy of these two prediction methods is estimated using cross-validation. The exact agreement is 74% between our system and the human scores.

 

関連して、8/5-7に名古屋学院大学で行われる外国語教育メディア学会(LET)第57回全国研究大会のパネルディスカッション「ICTを活用したこれからの評価を考える」においても自動採点研究が取り上げられます。

 

根岸雅史・木村哲夫・永田亮・近藤悠介(2017)「ICTを活用したこれからの評価を考える」外国語教育メディア学会(LET)第57回全国研究大会パネルディスカッション

 

 

概要:本パネルディスカッションでは,ICTを用いたテスト・評価の今後の可能性について議論を行う。近年の大学入試をめぐる状況を踏まえ,コンピュータ適応型テストの現状と課題,自然言語処理技術を用いたライティング自動採点,ICTを活用したスピーキング自動採点などを登壇者に発表して頂き,今後の言語テストや評価のあり方について議論する。

 

こちらもぜひご参加頂けましたら幸いです。

2017年度の学会発表

2017年度は下記の学会で発表させて頂きます。9月末までに5件の発表を予定しています【2017年7月12日時点→8月8日一件追加】。

 

第17回小学校英語教育学会(JES)兵庫大会

物井尚子・折原俊一・西垣知佳子・石井雄隆.(2017)「データ駆動型学習を活用した小学校での英文法指導の試み」第17回小学校英語教育学会兵庫大会.

 

・本研究では、小学校での外国語の教科化に向け、データ駆動型学習(Data-Driven Learning: DDL)を活用して文法指導を行い、中学校での英語教育への橋渡しを試みた。

 

全国英語教育学会 第43回 島根研究大会 | JASELE Conference 2017

石井雄隆・福田純也・天野修一・今尾康裕・亘理陽一(2017)「学習者コーパス研究の知見に基づいた中高生作文データベースの構築」全国英語教育学会第43回島根研究大会.

 

www.slideshare.net

 

・本研究は,文部科学省委託事業「中学校・高等学校における英語教育の抜本的改善の
ための指導方法等に関する実証研究」で行っている教員用データベース構築プロジェクトについての報告である。本事業では,技能統合型授業における学習者データを収集し,それらをデータベースとして公開することを目的の一つとしている。その一つである中高生作文データベースは,既存の学習者コーパスと異なり,学習者の筆記産出をテストのみでなく,授業内の課題など,異なる学習環境での産出データを含んでいる点が大きな特徴である。したがって生態学的妥当性が高く,教師が参照する際に有用な情報を提供することができる。また教員(授業の特徴)と学生データ(情意面や学習態度,CEFR到達度など)と紐づけることでより詳細な分析が可能である。本発表では事業の概要と教員志望学生へのニーズ分析などを踏まえたデータベースのデザインを中心に報告する。

  

杉田由仁・石井雄隆(2017)「タスクに基づくライティングテスト自動評価採点システムにおける客観的評価指標の検討 (2)」全国英語教育学会第43回島根研究大会.

 

・本研究では、タスクに基づくライティングテスト (Task-based writing test: TBWT) に特化した「コンピューターによる自動評価採点システム」の開発を進めている。第1次から第3次までの研究において、ライティング評価を予測する言語的特徴として抽出された客観的評価指標 (特徴量) により、総合評価を61~69%予測できる回帰式を作成することができた。しかし、予測精度をより向上させるために、1) Accuracy タスクの「言語的正確さ」の評価において、語彙や文法、スペル句読法などにおける誤りを特定し、統計指標化する方法を考案すること、2) Communicability タスクの「情報伝達効果」の評価において、課題との関連性を判定し統計指標化する方法を考案する必要性が示唆された。そこで本研究では、それぞれの評価規準をより適切に指標化する方法を考案・適用して総合的評価を予測する回帰式を作成し、その回帰式の有用性について検討を行った。

 

 外国語教育メディア学会(LET)第57回全国研究大会 – 大会案内・プログラム : [LET2017概要]

発表ではありませんが、下記パネルディスカッションのコーディネーター兼司会を担当させて頂きます。

 

根岸雅史・木村哲夫・永田亮・近藤悠介(2017)「ICTを活用したこれからの評価を考える」LET第57回全国研究大会パネルディスカッション

 

・本パネルディスカッションでは,ICTを用いたテスト・評価の今後の可能性について議論を行う。近年の大学入試をめぐる状況を踏まえ,コンピュータ適応型テストの現状と課題,自然言語処理技術を用いたライティング自動採点,ICTを活用したスピーキング自動採点などを登壇者に発表して頂き,今後の言語テストや評価のあり方について議論する。

 

日本言語テスト学会<http://jlta2016.sakura.ne.jp/>

Ishii, Y., Sawaki, Y., & Tahara, T. (2017). An analysis of Japanese EFL learners’ reading-to-write task completion process: Triangulation of stimulated recall and keystroke logging data sources. The 21st Annual Conference of the Japan Language Testing Association.

 

www.slideshare.net

 

Reading-to-write tasks require learners to summarize and paraphrase ideas represented in source texts. The importance of such tasks in fostering learners’ English language ability for academic purposes has been recognized by practitioners and researchers of EFL in Japan because such tasks elicit learner performance reflecting authentic language use in academic settings. Moreover, the employment of skill-integrated language use activities including reading-to-write tasks in English language instruction has become a central issue in the development of the next version of the course of study for grade schools by the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT) as well as the currently on-going reform of university entrance examinations in Japan. Accordingly, it is imperative to elucidate the process learners engage while responding to reading-to-write tasks. As an example, Barkaoui (2015) investigated the process of completing integrated and independent writing tasks in his stimulated recall study. Barkaoui’s results revealed various construct-relevant activities that learners engage during the process of task completion such as interacting with the writing task and sources, planning, generating, evaluating, and revising for ESL learners. In the Japanese EFL context, however, little is known about learners’ strengths and weaknesses of their reading-to-write task performance. As an attempt to address this gap, the present study examined activities learners engage during the process of completing reading-to-write tasks by combining stimulated recall and keystroke logging for a fine-grained analysis of learners’ writing process from multiple perspectives (Lindgren & Sullivan, 2003).

Participants in this study were five undergraduate students majoring in English language and literature at a private university in Tokyo. Each learner read an English text and wrote a summary of it in approximately 80 words. To explore the learners’ writing process this study employed a keystroke-logging program, WritingMaetriX (Kusanagi, Abe, Fukuta, & Kawaguchi, 2014), which can record, analyze, and replay learners’ writing process. Upon completion of the summary task, a stimulated recall session was conducted, where the video of the learner’s task completion process and the replay of the learner’s keystroke logging were employed as prompts. Data on trends and frequencies of different activities observed in the keystroke logging data were analyzed in conjunction with stimulated recall data. In this presentation the presenters will summarize the key study results and implications of the findings for teaching, learning and assessment as well as future directions of this research.

 

日本教育工学会

森田裕介・渡邉文枝・石井雄隆・山岸直司(2017)「実践共同体の形成を目指したファカルティデベロップメント:早稲田大学の事例」日本教育工学会第33回全国大会.

 

本稿では,実践共同体の形成を目的としたファカルティデベロップメント(Faculty Development,以下FD)の概要について報告する.筆者らが所属する早稲田大学大学総合研究センターでは,教員へのFDプログラムとして,海外FD研修,オンデマンドFD研修,対面FD研修に加えて,学部生と大学院生で構成される高度授業TAとの協働を行っている.それらの取組みの概要と評価結果について紹介し,最後に,本実践における課題について言及する.

 

渡邉文枝・石井雄隆(2017)「早稲田大学におけるMOOCを用いた教育内容の公開」日本教育工学会第33回全国大会.

 

どこかでお会いできましたらお声掛け下さい。皆様にお会いできますことを楽しみにしております。

外国語教育研究における混合研究法の動向

博士論文の一節をブログ用に書き直したものを公開します。誤った記述・認識などがあればご教示いただけましたら幸いです。

 

混合研究法は,近年社会科学を中心に注目を集めている研究手法の一つで,下記のように定義される。

 

An approach to research in the social, behavioral, and health sciences in which the investigator gathers both quantitative (close-ended) and qualitative (open-ended) data, integrates the two, and then draws interpretations based on the combined strengths of both sets of data to understand research problems. (Creswell, 2014, p. 2)

 

 

簡潔に定義すると,量的なデータと質的なデータを組み合わせて行う研究法の一つであり,近年では応用言語学でも注目を集めつつある。例えば,Megnan (2006)の調査によると,Modern Language Journalにおける1996-2005年の論文の中では,10年間で11本(6%)しか報告されていなかったのに対し,Tojo and Takagi (2017)によるTesol Quarterly,Applied Linguistics,Modern Language Journalの2006-2015年の論文の調査によると,3誌合計で100本(13%)の研究においてmixed methodsが利用されている。

 

同様に,Hashemi and Babaii (2013)は1995年から2008年に刊行されたApplied Linguistics,English for Specific Purposes,Language Learning,language Testing,Modern Language Journal,Tesol Quarterly,Language Teaching Researchの論文の中で205本が混合研究法のデザインで行われているという報告をしている。またRiazi and Candln (2014)では,2002年から2012年に国際誌で刊行された論文を調査し,40本の論文に焦点を当てた調査を行っている。

 

国内の動向に目を向けると,外国語教育系学会で出版されている論文誌の調査がいくつか存在する(Mizumoto, Urano, & Maeda, 2014; Stapleton & Collett, 2010; 寺沢, 2010; 山本, 2013)。

 

Mizumoto, Urano, and Maeda (2014)では全国英語教育学会が刊行しているAnnual Review of English Language Educationの24年分の出版された論文を調査した。その結果,ここ12年で混合研究法が増えていることがデータより読み取れる。また,Stapleton and Collett (2010)は全国語学教育学会が刊行しているJALT Journalにおけるここ30年分の論文を調査し,同様に混合研究法の論文が増加していることを報告している。

 

また山本(2013)では,外国語教育メディア学会が発行しているLanguage Education & Technologyの2003年から2013年の論文を調査し,質的研究と混合研究法が100本の論文の内,25パーセントを占めていると報告している。それに加えて,そのうちのほとんどがトライアンギュレーションモデルと呼ばれるデザインで行われているという事を報告している。

 

関連して,寺沢(2010)は,大学英語教育学会の学会誌JACET Journalの1970年から2004年の方法論及びトピックを調査している。その結果,質的な実証研究が少ないことを報告している。また「計量的な実証研究が非常に多く,そうしたタイプの研究が学術的 prestige を得やすく,そのような知的傾向が前提になりつつあるということ」や,「学習者の内的なメカニズムに焦点化した実証研究が非常に多い」ことを報告している。*1

 

Creswell (2014, p. 24)は,下記のように述べている。

 

Graduate students enter my mixed methods course after they have completed classes on statistics and quantitative designs (e.g., experimental designs) and one or two qualitative research classes.

 

 

Creswell先生の研究室の学生は,統計や量的研究のコースを複数受講し,1-2個の質的研究のコースを受講してから,混合研究法のコースを受講するらしい。現行の日本の学部・大学院における英語教育のカリキュラムを鑑みると,いずれも難しそうな印象を受けた。2015年に日本混合研究法学会(http://www.jsmmr.org/home)も発足したので,その理念や方法論の普及が期待される。

 

参考文献

Creswell, J. W. (2014). A concise introduction to mixed methods research. Sage Publications.

 

Hashemi, M. R., & Babaii, E. (2013). Mixed methods research: Toward new research designs in applied linguistics. The Modern Language Journal, 97(4), 828-852.

 

Magnan, S. S. (2006). From the editor: The MLJ turns 90 in a digital age. The Modern Language Journal, 90(1), 1-5.

Mizumoto, A., Urano, K., & Maeda, H. (2014). A systematic review of published articles in ARELE 1–24: Focusing on their themes, methods, and outcomes. ARELE (Annual Review of English Language Education in Japan). 25, 33–48.

 

Riazi, A. M., & Candlin, C. N. (2014). Mixed-methods research in language teaching and learning: Opportunities, issues and challenges. Language Teaching, 47(2), 135-173.

Stapleton, P., &Collett, P. (2010). Perspectives: JALT Journal Turns 30: A Retrospective Look at the First Three Decades. JALT Journal. 32(1), 75-90.

 

Tojo, H., & Takagi, A. (2017). Trends in Qualitative Research in Three Major Language Teaching and Learning Journals, 2006–2015. International Journal of English Language Teaching, 4(1), 37-47.

 

寺沢拓敬(2010, November 2). 教育研究としての『外国語教育学』 [Web log post]. Retrieved from http://d.hatena.ne.jp/TerasawaT/20101102

  

山本長紀(2013)「方法論的トライアンギュレーションを考える:Language Education & Technology掲載論文における量的・質的データ分析の混合」外国語教育メディア学会関西支部メソドロジー研究部会2013年度第3回研究会発表資料.

*1:詳しくはhttp://d.hatena.ne.jp/TerasawaT/20101102を参照されたい。

高等教育に関するウェブリソース

#2017/2/20 学習する大学職員 (@UniPersonnel) | Twitter様に情報提供していただき、追記させていただきました。

 

仕事柄閲覧することが多いので、高等教育に関する刊行物、学会、その他のウェブリソースをまとめることにしました。作り始めたばかりで、漏れているものもたくさんあるかと思いますので、確認するべきウェブサイトなどありましたら、ご教示下さい。

 

<刊行物>

大学改革支援・学位授与機構 | 学術誌「大学評価・学位研究」

大学経営・政策コース-東京大学大学院教育学研究科: 大学経営政策研究

北海道大学 高等教育推進機構 高等教育研究部門

HOME|高等教育推進センター HOME|研究紀要

CiNii Articles – 大学アドミニストレーション研究

研究紀要|関西大学 教育開発支援センター

立命館大学教育開発推進機構

刊行物一覧・所蔵リスト – 東北大学 高度教養教育・学生支援機構

大阪大学高等教育研究 — CELAS

名古屋大学 高等教育研究センター

京都大学高等教育研究開発推進センター

広島大学高等教育研究開発センター

大学教育支援研究推進室神戸大学

新潟大学教育・学生支援機構|刊行物

センター紀要[高等教育開発センター]大分大学

大学教育と情報

会誌「大学マネジメント」 | 大学マネジメント研究会

山形大学教育開発連携支援センター

CiNii 雑誌 – 信州大学高等教育システムセンター紀要

刊行物 | 関東学院大学高等教育研究・開発センター

新潟大学教育・学生支援機構|刊行物

公益財団法人 大学基準協会 – 刊行物・公表資料/刊行物について/大学職員論叢

大学論集 – 学内刊行物 – 広島大学 学術情報リポジトリ

広島文教女子大学高等教育研究 -広島文教女子大学

高等教育と学生支援 : お茶の水女子大学教育機構紀要 List Of Issue

<学会>

日本教育制度学会 – NetCommons学会パック

高等教育質保証学会

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2016年の研究活動まとめ

今年は長いものと短いもの合わせて12本の原稿と10件の招待講演・6件の口頭発表合わせて16件を行いました。大修館書店『英語教育』で半年間連載を担当させて頂いたことや、LETとJASELEでワークショップを担当させて頂いたこと、また外国語教育メディア学会新人奨励賞を頂いたことなど色々なことがありました。2017年は今年以上に頑張りたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 

<書籍>

石井雄隆. (2016). 『「対話型,問題発見・解決型教育」導入のための手引き』早稲田大学大学総合研究センター教育方法研究開発部門

 

Ishii, Y. (2016). Investigating Co-occurrence Patterns of Learners’ Grammatical Errors Across Proficiency Levels and Essay Topics Based on Association Analysis. In S. ElAtia, D. Ipperciel., & O. Zaiane. (Eds.), Data Mining and Learning Analytics: Applications in Educational Research (pp. 157-171). John Wiley & Sons. [査読有]

 

Data Mining and Learning Analytics: Applications in Educational Research (Wiley Series on Methods and Applications in Data Mining)

Data Mining and Learning Analytics: Applications in Educational Research (Wiley Series on Methods and Applications in Data Mining)

 

 

<論文・雑誌記事など>

石井雄隆. (2016a). データマイニングで英語教育はこう変わる!:「データに基づいた教育改善を目指して―エデュケーショナル・データマイニング入門―」(連載第1回)『英語教育』(大修館書店)4月号. 64-65.

 

石井雄隆. (2016b). データマイニングで英語教育はこう変わる!:「英作文に隠された文法的誤りのパターンを探る―アソシエーション分析―」(連載第2回)『英語教育』(大修館書店)5月号. 64-65.

 

石井雄隆. (2016c). データマイニングで英語教育はこう変わる!:「英語学習者のライティング・プロセスの解明―キー入力記録を用いたプロセスの可視化―」(連載第3回)『英語教育』(大修館書店)6月号. 64-65.

 

石井雄隆. (2016d). データマイニングで英語教育はこう変わる!:「人工知能は英語学習者の能力を測定できるか―自動採点・評価研究の最前線―」(連載第4回)『英語教育』(大修館書店)7月号. 64-65.

 

石井雄隆. (2016e). データマイニングで英語教育はこう変わる!:「大規模公開オンライン講座・MOOCの潮流―学習者のビッグデータに基づく教育改善や新たな教育手法の開発―」(連載第5回)『英語教育』(大修館書店)8月号. 66-67.

 

石井雄隆. (2016f). データマイニングで英語教育はこう変わる!:「教育データサイエンスの構築に向けて―新たな評価・研究のパラダイム―」(連載第6回)『英語教育』(大修館書店)9月号. 64-65.

 

石井雄隆・ゴードンアダム・平賀純・永間広宣・大浦弘樹・森田裕介. (2016). 「グローバルMOOCにおける相互評価の信頼性に関する検討-早稲田大学における事例から-」. 日本教育工学会研究報告集. JSET16-3, 155-160.

 

草薙邦広・石井雄隆. (2016). 「量的研究の最前線―ベイズ統計とデータマイニング―」. 『第42回全国英語教育学会埼玉研究大会発表予稿集』. 538-539.

 

Kondo, Y., & Ishii, Y. (2016). What can programming language do for our analysis? : The usefulness of jupyter notebook in the analysis of language testing. Proceedings of the 21st International Conference of Pan-Pacific Association of Applied Linguistics. 55-56.

 

福田純也・石井雄隆. (2016). 「中国語を第一言語とする日本語学習者の作文に対する日本語教師の評価―一般化可能性理論を用いた検討―」『日本教科教育学会誌』35(2). 81-89. [査読有]

 

<口頭発表・招待講演など>

石井雄隆. (2016a). 「ラーニングアナリティクスと教育クラウド」. 早稲田大学理工学研究所特別研究「次世代e-learningに関する研究」部会. 第6回次世代eラーニングに関する研究ワークショップ. 伊藤園ホテル熱海館. [招待]

 

石井雄隆. (2016b). 「データマイニングと外国語教育の接点としての自動採点研究」. 早稲田大学CCDL研究所第1回シンポジウム「外国語教育研究におけるスピーキングとライティングの自動採点・評価」. 早稲田大学. [シンポジウム]. [招待]

 

近藤悠介・石井雄隆. (2016a). 「コンピュータによる発話自動採点の導入可能性を考える: MyETの利用調査」. 外国語教育メディア学会関西支部春季大会. 神戸学院大学.

 

石井雄隆. (2016c). 「早稲田大学におけるグローバルMOOCの展開-edXコースの開発・運営と学習データ解析-」2016年度第2回DCC産学交流フォーラムedx講座第一弾実施報告会. 早稲田大学. [招待]

 

草薙邦広・石井雄隆. (2016a). 「外国語教育のアカウンタビリティとデータ分析の規格化および自動化:問題整理とツール開発」 . 第46回中部地区英語教育学会三重大会. 鈴鹿医療科学大学.

 

石井雄隆・ゴードンアダム・平賀純・永間広宣・大浦弘樹・森田裕介. (2016). 「グローバルMOOCにおける相互評価の信頼性に関する検討-早稲田大学における事例から-」. 日本教育工学会研究会. 鳴門教育大学.

 

石井雄隆. (2016d). 「エデュケーショナル・データマイニング入門―教育改善・意思決定のためのデータ活用―」. 外国語教育メディア学会第56回全国研究大会. 早稲田大学. [ワークショップ]. [招待]

 

草薙邦広・石井雄隆. (2016b). 「量的研究の最前線―ベイズ統計とデータマイニング―」. 全国英語教育学会第42回埼玉研究大会. 獨協大学. [ワークショップ]. [招待]

 

Kondo, Y., & Ishii, Y. (2016b). What can programming language do for our analysis? : The usefulness of jupyter notebook in the analysis of language testing. The 21st conference of Pan-Pacific Association of Applied Linguistics. Tamkang University, Taiwan.

 

石井雄隆. (2016e). 「アクティブ・ラーニングについて考える」. 外国語教育研究の未来. 外国語教育メディア学会関西支部メソドロジー研究部会2016年度第2回研究会(共催). 広島大学.

 

石井雄隆. (2016f). 「エデュケーショナル・データマイニング入門―データに基づく言語教育を目指して―」. 言語教育とデータ分析に関する連続ワークショップ. 早稲田大学. [ワークショップ]. [招待]

 

石井雄隆. (2016g). 「データマイニングを活用した英語ライティング研究」. 大学英語教育学会英語辞書研究会例会. 早稲田大学. [招待]

 

石井雄隆. (2016h). 「Rによるエデュケーショナル・データマイニング(EDM)入門ワークショップ」. ERMS(Enrollment and Retention Management System) 研究会. 宝塚大学東京新宿キャンパス. [ワークショップ]. [招待]

 

石井雄隆. (2016i). 「小中高大におけるアクティブ・ラーニングの展開-早稲田大学の事例から-」. 外国語教育メディア学会中部支部第88回支部研究大会. 鈴鹿中学・高等学校 [招待]

 

石井雄隆・長谷川佑介・山内優佳・福田純也・川口勇作. (2016). 「若手研究者が考える四技能指導の理論と実践」. 外国語教育メディア学会中部支部外国語教育基礎研究部会. 名城大学. [シンポジウム]. [招待]

 

石井雄隆. (2016j). 「早稲田大学における教育ビッグデータの利活用-グローバルMOOCの取り組み-」. 早稲田大学理工学研究所特別研究「次世代e-learningに関する研究」部会. 第8回「次世代e-learning」公開フォーラム(2016年度第5回DCC産学交流フォーラム). 早稲田大学.