千葉大学教育学部英語教育コース石井雄隆研究室は2019年4月に始まり、2024年4月現在、学部・大学院合わせて22名が在籍しています。ここでは、主に指導することができる分野、所属学生の研究テーマ、過去の学位論文タイトル、学生による研究成果を掲載しています。
主に指導することができる分野
技能統合型タスクやスピーキング・ライティングなどパフォーマンス能力の指導と評価
アクティブ・ラーニングやCLILなどの授業設計・教育方法の理論と実践
二言語使用のメカニズム、バイリンガル教育
教育測定、言語テスト(テスト分析、テスト開発など)
人工知能やICT・テクノロジーを活用した教育方法研究開発
英語教育と文化(英米の映画や音楽などを用いた英語教育)、異文化間コミュニケーション
上記にかかわらず、英語教育及び教育工学に関連する内容であれば幅広く指導可能
2024年度所属学生の研究テーマ
バフチンの対話原理を用いた第二言語教育
中学校におけるスピーキング教育
日本におけるMALL(Mobile Assisted Language Learning)の文献研究
ライティングに対するフィードバック方法
英語学習における効果的なICT活用の手法
AI音声の活用方法
speakingにおける学習者の産出能力の外的要因の変動について
機械翻訳と英語教育の関係
ICTを利用した効果的な英語学習法、ライティング分析
英語学習のmyths
ICT機器を活用した授業展開、教室づくり
ChatGPTを用いた英語教育
機械翻訳技術
臨界期を過ぎた学習者に効果的なバイリンガル教育
モチベーションや個人差について
メタバース空間上での英語学習とその効果
個別最適な学びと英語教育
異文化理解を深めるための小学校における英語教育について
スピーキングに対する抵抗感を減らす授業におけるICTの可能性
過去の学位論文タイトル
2023年度
生成AIの英語ライティングと人間の英語ライティングにはどのような差があるのか
ChatGPTを活用した英語ライティングのフィードバックに関する研究
ライティング活動の手引きの開発-「誰もが書ける」を目指して-
ネイティブ教師とノンネイティブ教師の捉え方はどのように異なるのか-英語教員養成課程の学生を対象とした調査-
Classification of ICT Activities Based on SAMR Model-Towards the Implementation of Digital Transformation-
Comparative Study of Speech Acts in Virtual Reality and Computers
2022年度
英語教育系YouTuberはなぜ人を惹きつけるのかーインストラクショナルデザイン理論に基づいた分析ー
演劇的手法はコミュニケーションを促進するか─教育学部附属中学校における実践研究─
「英語の授業は基本的に英語で行う」ことは可能かー教員養成課程の学生を対象としたEMIに関する意識調査ー
The Effectiveness of Intercultural Education to Make Learners Notice Stereotypes: A Classroom Study
Japanese Student Engagement with Automated Written Corrective Feedback (AWCF) Provided by Grammarly -Replication of Koltovskaia (2020)-
Students’ Perceptions about University Entrance Examination Reform and an Individual Test of a National University
The Effect of Intercultural Understanding Education for Japanese Junior High School Students in the period for Inquiry-Based Study
2021年度
大学入試改革と英語ライティングテスト
外国人講師と日本人英語教師はどのように協働しているか-社会文化理論の枠組みを用いた教室談話研究-
日本の英語教育の現状から考える複言語教育の可能性
ELSA Speakを使用した自宅での発音練習の効果
Comparative study of English learning using VR and smartphone application
Language Assessment Literacy of pre-service and in-service Teachers in Japan -The Replication Study of Vogt and Tsagari (2014)-
Rating Process and Behavior of pre-service and Expert teachers: Rating of Speaking Performances
2020年度
日本人大学生を対象とした異文化理解教育の効果
学生による研究成果
川澄星礼那(2024)「仮想現実とコンピュータにおける発話行為の比較研究」第43回大学生英語教育論文合同発表会. オンライン開催.
藤谷真麻(2023)「中学生を対象とした総合的な学習の時間における異文化理解教育の効果」第52回中部地区英語教育学会岐阜大会. オンライン開催.
Kawasumi, S., & Ishii, Y. (2023). Comparative Study of English Learning Using Virtual Reality and a Smartphone Application. Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University, 71, 99-105.
大城勝己(2023)「Grammarlyによる自動ライティング訂正フィードバックに対する日本人学生のエンゲージメントについてーKoltovskaia (2020)のレプリケーションー」第42回大学生英語教育論文合同発表会. オンライン開催.
藤谷真麻・石井雄隆(2022)「日本人大学生を対象とした異文化理解教育の効果」『千葉大学教育学部研究紀要』70, 75-80.
川澄星礼那(2022)「VRを用いた英語学習とスマートフォンアプリを用いた英語学習の比較研究」関西英語教育学会第25回卒論・修論研究発表セミナー. オンライン開催.
溝口龍平(2022)「混合研究法を用いた言語評価リテラシーの実態調査ー教員養成課程の学生と現職教員に焦点を当ててー」第41回大学生英語教育論文合同発表会. オンライン開催.
渡井柊雅(2022)「刺激再生法を用いたスピーキング評価の採点プロセスの研究」第41回大学生英語教育論文合同発表会. オンライン開催.
溝口龍平・石井雄隆(2021)「日本における言語評価リテラシーの実態調査:Vogt & Tsagari (2014)の追試」関東甲信越英語教育学会第45回群馬研究大会(オンライン).
藤谷真麻(2021)「日本人大学生を対象とした異文化理解教育の効果」第40回大学生英語教育論文合同発表会. オンライン開催.