2019年の振り返り

2019年も残り少しとなったので、今年を振り返りたいと思います。
 
今年は私にとっては変化の大きい一年でした。学部・修士・博士・助手と12年間を過ごした早稲田大学を3月で離れて、4月から千葉大学教育学部・大学院教育学研究科に異動しました。大学教員の仕事は大きく分けて、教育、研究、学内貢献、社会貢献の四つですので、それぞれの観点から考えていきたいと思います。
 
教育については、多くの専門科目を新たに担当しました。全ての授業で設計シートを作成しているので、今年は授業準備に多くの時間を割き、その過程で多くのことを学びました。また研究指導も担当し始めました。今年は3年生だけでしたが、来年は3年生と4年生合わせて9名の所帯になるので、今年行ったゼミ旅行や他大学訪問だけではなく、社会連携なども含めた新しいことを始めていきたいと思います。
 
研究については、今年は異動一年目ということもあり、論文はあまり多く書けませんでしたが、3月に編者を務めた『大学総合研究センターの今:教育改革に挑む早稲田』は出版することができました。来年は今年執筆した書籍が二冊出版できそうなので、まずはそれを目標に頑張りたいと思います。発表については2019年はあまりできないかと思っていたのですが、なんとか2020年3月末までに合計12件はできそうなので、発表した研究を基に、2020年は論文を書いていきたいと思います。研究内容もプログラミング教育や脳波測定などこれまで行っていない領域にも着手し始め、来年はVRやARなどいわゆるXRのプロジェクトも始めていきたいと思います。また今年は3月にLanguage Testing Research Colloquiumでアトランタに行った以外は国際学会で発表ができなかったので、来年はもう少し国際学会での発表もしたいと思っています。
 
上記に関連して、前職の早稲田大学にも大学総合研究センター招聘研究員及びグローバルエデュケーションセンター非常勤講師として引き続き籍を置き、昨年までやっていたデータサイエンス教育やEnglish medium instructionのプロジェクトにも継続的に関わりました。またリーダーシップ教育にも新たに関わらせていただき、これも私にとっては非常に学ぶことが多かったです。この三足の草鞋を履く生活は来年も続きそうです。
 
学内貢献については、どの業務も全て初めて担当するものだったので、エフォートの見通しがあまり立ちませんでしたが、学内のことが色々と分かってきたので、今年の経験を基に来年はより一層貢献できればと思います。学内貢献とは関係ないのですが、文化祭が楽しすぎたので、すでに来年の文化祭を心待ちにしています。
 
社会貢献という観点では、教員免許更新講習や教員免許認定講習などの仕事や、雑誌『英語教育』への書評の寄稿、外国語教育メディア学会での招待講演などを行いました。
 
後は、今年も業務の合間を縫ってアートもできる限り見に行きました。芸術鑑賞をする理由は大きく分けて二点あります。一点目は、アートは様々な形で社会とつながりを持とうとしていますが、教育学はそれが中々できていないことが課題であると思っており、社会と教育学をつなぐヒントを芸術鑑賞を通して考えるということです。もう一点目は、仕事においても、論理・理性だけではなく、直感や感性が重要になる場面が多いことを日々実感しているためです。上記のことから、芸術鑑賞は来年も時間を見つけて行っていきたいと思っています。
 
今年も多くの方に出会い、お世話になりました。2020年もご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。
 

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